人の生き方

「戦争の中でも優しさがあったことを初めて知りました」

今日、大阪から中学校が修学旅行で来てくれました。
3年生、約120人。
前半後半に分かれて語り部さんのお話しを聴きました。
戦争体験を当事者から聴くのはみんな初めてです。

前半の語り部Mさん。終戦の時は11歳です。
開拓団は最後まで集団で行動しました。
団の学校に集結して冬を越し、春になってハルピンへ移動。
途中、病気で亡くなる人も大勢いましたが、
越冬している時、現地の人たちからの襲撃はあまりなく、
ハルピンまでの300キロの移動の際も、
行く先々で現地の人たちにお世話になったそうです。
それもこれも「先に立つ人たちが命がけで交渉にあたってくれたのだと思います」
とおっしゃいます。

「戦争の中でも優しさがあったことを初めて知りました」
終了後の感想発表の一つです。
「苦しい中でも人の感情を失わなかった人がいたことを学びました」
まとめの話で先生もこのようにおっしゃっていました。

”戦争”というとすべてが悲惨なこと、真っ暗というイメージなのかもしれません。
でも体験談の中には様々なエピソードがあります。
中には、助けてくれた人がいたり、自分以外の人のために命がけで行動した人もいました。
戦争の歴史から、語り部さんのお話しから、何を学ぶのか。
中学生の気付きに、私も大切なことを気付かされました。








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by kinen330 | 2018-05-30 19:06

満蒙開拓平和記念館の非公式ブログ。記念館にまつわるよもやま話を綴ります。


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