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血眼になって

「もっと血眼(ちまなこ)になって捜すべきでしょう」

記念館事務職員Mさん。
満州のことや開拓団のことなどほとんど関心がなかった彼女は
来館者のお話しを聴いたり寄贈本の整理などをする中で
少しずつこの歴史について知ることになりました。

1981年から始まった残留孤児訪日調査の様子を記録した写真集が寄贈されました。
身内が見つかり涙の再会を果たした人。
何人面接しても身元が判らず中国へ帰っていく人。
悲喜こもごもの様子が映し出されています。

約2週間の訪日肉親捜し。
その間、京都などへの観光もあったようですが、かえって残酷にも思えます。

「もっと血眼になって捜すべきでしょう」

その通りだ。観光なんかでごまかさないで。
もっと血眼になって捜すべきだった。
国の責任のもと、もっと早くから。
当時でさえ「もう10年早かったら」と山本慈昭さんが嘆いています。

未だに自分の名前や出身地も分からない、未判明の帰国者が大勢います。
せめてその存在を忘れない社会でありたいと思います。
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by kinen330 | 2017-03-30 19:27

芽生え

ここにきて
こころがかわった。
わたしは、せんそうが
こわいです。
とてもいっぱい
いいことが
わかりました。

今日、小学生3姉妹とお母さんが遠くから来てくれました。
これは一番下の7歳のあかねちゃんが書いてくれた感想メッセージです。

戦争は怖い。
でもこの記念館で大切なことをいっぱい学んでくれたのだと思います。

「こころがかわった」

心が変わったんだ!
あかねちゃんの心の中の何かが芽生えたのかな。 
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by kinen330 | 2017-03-12 19:10

こんなことなら

「こんなことなら行かせるんじゃなかった」

同級生2人が義勇軍に行って、一人は帰って来ませんでした。
彼のお母さんが家に来て、囲炉裏端でしみじみと言いながら
涙を流していたことが忘れられません。

90歳近い女性が、義勇軍のコーナーで話してくれました。

「こんなことなら・・・」
こう言って泣く母親が二度と生まれないよう
満蒙開拓の歴史を多くの人と学んでいきたいと思います。
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by kinen330 | 2017-03-03 18:24

満蒙開拓平和記念館の非公式ブログ。記念館にまつわるよもやま話を綴ります。


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